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北欧紀行

 

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                   はじめに

旧所名跡の紹介が目的じゃありません。

  有名な王宮や教会などありません。

     ノーベル文学賞も関係なし。

 興味を感じたものだけを載せています。

  北欧珍道中、B級写真展の類です。

      それでは始まり始まり

       パチ♪パチ♪・・・・


                  フィンランド航空

 私たちを関空からヘルシンキに運んでくれたのはフィンランド航空のチャーター便。またストックホルムからベルゲン、帰りのオスローから関空まで送ってくれたのもこの機です。3回もお世話になりました。 客席は200余り。意外と小さな飛行機でした。乗務員に日本人は1人。忙しそうでしたよ。

         

 

  

 

  

  

         

 


 

       バグパイプ

  ヘルシンキの市街はゆっくり歩いても4,5時間で散策できます。私は娘と朝8時に出発し3時間半歩きました。道にカフェテラスがテーブルを並べ談笑している人たちがいます。老いも若きも男も女も、楽しそうです。中に立派な黒いイヌを連れている人がいました。大きく艶やかでシェパードをふた周り大きくしたようなのが気持ちよさそうに寝そべっていました。“May I take his picture?”という簡単な英語を使うことができず写真が撮れませんでした。連れている方がかわいいブロンドで照れてしまったのと、英語が通じるとは思っていなかったからです。この写真は大道芸人さんが突然現れパイプを吹きだしたときのものです。前に空き缶を置いたのでお金を入れ英語で、あなたの写真を撮らしてくれますか?と頼んだら、“OK”でした。


                     仲良しビル

     

 

      ごらんの通り、ビルとビルとが旗の帯で結ばれています。仲が良さそうで思わず撮りました。           

 

  この旗はEUの旗でした

この通りの奥にはヘルシンキ大学があります。ビル群の中のいくつかの建物が大学になっているだけなのですぐにそれとはわかりません。1時間目が終わったところなのでしょうか、学生さんがぞろぞろ出てきて、入り口の段に座りタバコを吸い始めました。ヘルシンキでは建物の中ではたいていタバコが吸えません。そのかわりビルの出入り口の所に灰皿があるのでそこで吸えます。道路には吸い殻や紙屑がなくとてもきれいな町です。

     


 

 アンタ誰?

  マイケルジャクソン似のこの方はマネキンさん。この町のマネキンさんは日本のものとはだいぶん違っていました。アメリカ的でなく、ヨーロッパ+東洋の血がながれているような感じです。美女とも美男とも見えるこの方が好きです。

 わたしってヘン?


                      磨きたて

     

 

  この像の前を8時半に通ったときは清掃中でした。3人の人が水とたわしで埃を落とし布でみがいていました。仕上がりが見たくて、帰り遠回りをしました。「3人の鍛冶屋」。バックは有名なデパートです。


            この船でスウェーデンに行きました

     

 

  有名なヘルシンキ大聖堂から港を臨んだものです。真ん中がシリアラインの船。12階建てですぞ。しかも3Fは7Fまで吹き抜けの免税店街になっています。ヨーロッパでは、いわゆる「クルーズフェリー」というジャンルが確立されていて、北海やバルト海を行き来しています。シリアラインはこの代表格といえる船会社で、スウェーデンとフィンランドを結ぶフェリーを運行しています。アルコール税が高いこの地では、この船上で酒を飲むのが庶民の楽しみということでした。 


                       帆船

     

 

  ヘルシンキ湾上に浮かぶ帆船。出航したばかりのシリアラインから写しました。時間は17:30頃。朝9:00にストックホルム到着予定。バルト海は穏やかだし、海岸の樹林のみどりは眩しい。船旅最高! 


               夕〜日よ♪沈まないで♪

     

 

  2Fの食堂で晩餐(ホント豪華な食事でした)を食べているとき、夕日が沈み始めました。その光景が撮りたくて、意を決して7Fの客室までカメラを取りに戻りました。一生懸命走りました。食堂に帰ると嬉しいじゃありませんか、夕日はほとんどそのままで待っていてくれました。その後沈みきるまで20数分日没ショーを楽しむことができました。北欧の太陽は上から下に落ちるのではありません。斜め横にゆっくりと滑っていくのです。 


 

          カモメ

   ストックホルムの海には芸をする鴎がいると聞きました。さもありなん。この鳥、私の目の前80cmのところにとまりました。人目も気にせず、羽根をつくろったり嘴を磨いたりしたり・・・人になれきっていました(人をなめていた?)。ドアップを避け思いっきり縮小しました。だって不気味なんだモン。

 

                                         派〜手ダネ♪

  上と同じ場所で撮った写真。赤いのでてっきり消防船と思ったのですが・・・ちがいました。スウェーデンに留学した経験のある同僚の話では、“GRO(O+¨)NA”は“緑の”、“LUND”は地名とのこと。調べてみるとアミューズメント施設(遊園地)と分かりました。       gronalund HP (スクリプトエラーが出るかもしれません)         

                                         そういえば  NEW

  観覧車を見ました。どこかに写っていないかと捜したら、なんとかもめさんのバックに写っているじゃないですか。なるほど緑の遊園地、これがGRONALUND(英語表記)だったのだ。二枚の写真がつながりました。コスモスの花が揺れてキレイナな〜。      

  

 

  

  

         

 

 

  

 

  

          

 


 

 横断歩道を渡りましょう

  上はスウェーデンの道路標識。日本のものとデザインは同じです。でもどこか違います。かっこいいんです。足が長いし、颯爽としています。そうか欧州人はかっこいいんだと思っていたら、違うんだなぁ・・下はノルウェーのものです。前屈みになっているし、足だってジャパニーズなみ。安心しました(なぜに?)                 横断歩道のモデルはなぜ男性なのだろう・・女性でもいいのにと、ここまで書いて思い出した。へんなんです、我が町のトイレ標識。児童公園や公園の公衆トイレに標識があるのですが、その絵柄が、身体障害者(車椅子)子どもと女性、お年寄りなんです。中年の男性の絵がありません。私のようなオッサンは公衆トイレを使ってはいけないのですか!

 (そうムキにならなくても・・・)          


 

   ストックホルム空港の謎 

  ノルウェー行きの飛行機を待つ空港で妙なものを発見しました。ご婦人の後ろの物体です。柱の4面に上と下、計8個の公衆電話が取り付けてあるのです。下の4つはわかります。上の4個はいったい何なのでしょうか?誰が使えるのでしょうか?まさか3m、4mの大巨人がそんなにいるわけないでしょう(1人だっているものか!)。しかもどう見たって本物なのです。手元を照らす蛍光灯まで付いています。どうしてこんなコストのかかることをするのでしょう。私と娘のやりとりに興味を覚えたM氏も捜索を始められました。しばらくして私たちは壁際に呼ばれました。そこには幅45cm高さ80cmほどのなにかを撤去した形跡と径10cmの穴を埋めた跡もありました。同じものを5つ見つけました。私たちは合点がいきました。不要品の有効利用=使用の頻度が落ちた公衆電話を柱に集めたものだったのです。日本でもケイタイの普及で公衆電話の撤去が進んでますね。ちなみにお隣(フィンランド)はノキアの地元です。              それにしてもMさん、あなたも好きネ!


 

      世界遺産なのだ

   建物の狭い間を観光客が歩いています。ここはベルゲン――中世はハンザ同盟の中心でした。港には今でもハンザ同盟の商人たちが使っていた建物が残っています。世界遺産に指定されているものもあります。間口は数m、奥行きは何十m(100mあるものも?データがない!)もあります。とにかく間口に対して奥行きが極端に長いのです。奈良井と同じだ、私は直感的に思いました。中山道の宿場を当時のままに残している奈良井の町も、店の間口が狭いのです。これは税を軽くするための方便です。江戸時代、商人の税は店の間口の大きさで決められていました。最も簡単に決められる徴税法だったのでしょう。中世ヨーロッパも同じ方法で税を取り立てていたのかもしれません。“Bergen”を何回も“バーゲン”と読んでしまった私。ドイツ語をする素質はなさそうです。


                  運が良かったそうです

     

   ベルゲンからハルダンゲルフィヨルドに向かう途中立ち寄った大滝の写真です。1週間前までは水量が少なかったそうです。私たちの心がけがよかったのかなぁ。豊かな水量をたたえています。上方中央よりやや右、岩の上に見える白とだいだい色の点が人の姿ですので、壮大さがわかっていただけるでしょう。


                なんて穏やかなんだろう

     

  ハルダンゲルフィヨルドは世界で2番目に大きなフィヨルドです。170キロもあります。写真のように、広くなったり狭くなったりしながらまるで川のように長く繋がっています。フィヨルドが外海と繋がっている部分は浅く、海水の入れ替わりは余りないそうです。そのために生物が生きられるのは表層だけで、下の方はほとんど死の海状態だそうです。見た目には平和そのものなんですが・・・・。海近に迫っている山の上は丸く平らに高原上になっています。氷河が浸食して削るのでこんな穏やかな景観ができました。

  フィヨルドの魅力は山と海(湖のような)とが同時に見えることではないでしょうか。山もいいものです。でもそれは険しい魅力です。見続けると疲れます。それに広くゆったとした海が加わることで、調和のとれた世界が醸されているように感じるのです。強い父と心寛い母とを同時に感じるとでも申しましょうか、厳しくもまったりとした魅力です。 


                   草のある屋根

     

 

  ノルウェーに入ってから気になることがありました。田舎の家の屋根に草が生えているのです。はじめは古くなった屋根に草が生えているぐらいに感じていたのですが、どうも様子が違います。建築して間もない家にも生えています。そのときあるコマーシャルのことを思い出しました、小鳥の巣は草や枝が枯れるときに細菌が熱を出して暖かいというのを・・・たぶん間違いないでしょう。冬、屋根の草の生物活動や腐敗とかで熱が出て室内を暖かくする、そういった生活の知恵ではないでしょうか。写真はバンガロー事務所の小屋です。青々と草が茂っています。 


                 小なりといえども氷河

     

 

  遙かかなたの山の頂きに広がるのは氷河です。氷河と万年雪の違いはその氷のところが青いか否かだそうです。氷河は雪や氷が溶けては凍り、溶けては凍りを繰り返して、最後は氷として固まったものです。繰り返す中でたくさんの酸素が閉じこめられ、光を屈折させ青白く見えるということです。 


                     湿原地帯

     

 

  フロム鉄道でミュールダールからフロムに行きます。海抜886mの地点から海辺の町まで山岳地帯を抜ける鉄道です。高原の氷河から水が流れ湿原を作っています。樹木も生えていない土地で、動物の姿が見えません。鳥一羽いない静かな世界です。 


                    大瀑布

     

 

  KJOSFOSSENの大瀑布。列車が屋台の張り出したような駅に止まりました。この駅は乗り降りが目的の駅ではありません。滝を見るのが目的の駅です。乗客はわれがちに駅に出て滝を見物したり写真を撮ります。勝手が分からなかった私は皆より遅れて写真を撮りました。最初に撮ったのがこの一枚です。他の写真は全部使いものになりませんでした。水しぶきでレンズが曇ってしまったためです。写真中央右の岩に、女性が出てきて歌を歌いました。観光客相手のすばらしいショーです。でも同行者の誰1人撮影ができませんでした。女神は写真を嫌いたもうた。みなさん、この駅に降りるときは防水カメラを用意しましょう。


 

           フロム

 終着駅フロムの風景。100m級の滝が3つ見えます。道中この程度の滝は何十と見ました。ノルウェーには滝が1万以上。だれも正確に数えたことはないとのこと。年や季節によって滝が消えたり現れたりするので数える意味がないそうです。  観光品を売る店に日本語を話す女性がいました。半年京都の短大に留学していらっしゃたとか。驚きました。日本の土産物屋さんにノルウェー語を話す人がいるのは聞いたことがないですから。       北欧のみなさんは勉強家が多いと感じました。少なくとも語学についてそう感じました。北欧3カ国語は互いに乗り入れてますし、英語はたいてい通じます。デンマーク語やドイツ語も町に溢れていました。


 

     謎の発光現象

  世界最大のソグネフィヨルドを船で楽しんでいるとき、進路方向の岩陰から異様な光る現象を観測しました。現象のあったエリアに船が入っていきましたが、変わったことはありません。おそらく発光場所は霧が出ていて、その霧に陽光が当たり、乱反射していたのではないでしょうか。下が海面のため、虹のように円にはならず形が崩れたのではないかと思います。バックの対面もずいぶん不気味です。光の屈折で大きく見えています。白く光っているのは濡れた岩盤です。滅多に見られない珍現象でした。


           このお家に住んでいるのは・・・?

      

 

  わかった、白雪姫に出てくる魔法使いのおばあさんだ! (チガウ)これでもれっきとした教会です。キリスト教がノルウェーに広がっていくときに建てられたものです。初期のキリスト教は土着宗教を取り込みながら広まったそうです。デウスさまは大日如来が姿を変えたものだ、戦国時代にそんな説教を宣教師が民衆にしていた、というのを思い出しました。現在使われている教会は隣にあります。本来スティーブ教会と呼ばれるはずのものがスターブ教会となまったそうです(名前まで土着化している)。小さく見えますが・・・ホント小さいです。扉は高さが1m60しかありません。黒いのは塗ってあるタールのせい、腐食をふせいでいます。 


 

    コムラサキツリガネソウ

   バスは樹林の限界高度を越えてなだらかな高原を進んでいきます。そしてトイレ休憩に放牧場に着きました。そこには小さな白や黄色、ピンクの花が咲いていました。そうだ、木が生えないところにも草や花はしぶとく生をむすんでいるのだと、やや感傷的になりました。なかでもこのムラサキ色の花が好きになりました。「何という花?」訊かれたとき、とっさにコムラサキツリガネソウと答えました。もちろん口から出任せです。どうせ誰も知らない花の名前。つけたっていいじゃありませんか・・自分だけの名前を。でも敵もさるものひっかくもの。「そう、これがコムラサキツリガネソウなの?前から見たかったんだ。」オーイ、あのなぁ・・・

 


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